四十肩・五十肩
四十肩・五十肩
・歯磨きをしたいけど腕が上がらない。
・髪をうまく洗えない
・顔をうまく洗えない
・洗濯物を干せない
・服を脱ぐのが大変
・電車のつり革につかまれない
・背中を掻けない
こんな症状にお困りの方は、もしかしたら五十肩かもしれません。
このような症状でお困りの方は、三郷駅前はりきゅう整骨院にお越しください。
四十肩・五十肩とは
四十肩・五十肩は言わば総称であり、「腕があがらない」「痛みで夜眠れない」という症状の方を総じて五十肩と呼ぶことが多いです。五十歳代の方に多い事からこの名がつき、四十肩なんて呼ばれ方もしていて、割と馴染みの言葉になってしまっていると思います。
原因を探っていく中で、どの動きで痛いのか?どこが痛むのか?をみていくと原因となっている組織が見えてきますので、その症状に対して名前がつくことも多いです。
今では「肩峰下滑液包炎」「石灰沈着」という名前も患者様から直接聞くことが増えました。
五十肩の施術
実際に五十肩になってしまった方への施術方法はステージによって異なります。五十肩は3つの特徴的な期間が存在し、施術方法も異なります。①炎症期
五十肩の炎症期は強烈な痛みが続くことが多いです。この時の強烈な痛みを早く収まるような施術。つまり炎症を早く落ち着かせるようにします。
五十肩はよく動かしたほうがいいと言います。確かに回復期には動かしていかなければなりません。
しかしこの炎症期に動かしすぎるのは逆効果ではないかと当院では考えています。
いかに早く炎症期を終わらせ運動療法に入れるかが五十肩回復への近道です。
②拘縮期
この拘縮期という期間が五十肩のメインの期間になります。動かせば痛みも硬さもあるやっかいな時期です。この時の施術方法は主に運動療法が主体になります。
どれだけ可動域の低下が起こっているかをしっかり数値化します。
なぜならこの期間が一番長く治療を行っていかなければならない時期だからです。
拘縮期には体が感じる施術後の変化は少し感じにくくなります。
ここで施術者が見た目での判断だけに頼ってしまうのは次の手技に移行するときの妨げになります。
できるだけ多くの情報を記録しておくことで、施術ポイントの絞り込みにもなっていきます。
そしてこの期間は安静にするより出来る範囲での運動が痛みを和らげ、可動域も増やしていきます。
③回復期
回復期になると運動時痛などの症状はなくなり、ただ「硬い」っていう感覚になります。そして今後の後遺症を残さない為の治療時期でもあると思います。
五十肩は自然に治ると言われていますが、油断は禁物です。
10年以上硬いままって方がたまにいます。ここまで来るとなかなか動かしていくのも大変です。
もちろん施術できないことはないですが、ここまでになる前にしっかり治療を完了していた方がいいでしょう。
施術は積極的な肩関節の運動、ストレッチに加え、筋力の強化もしていきます。
そしてちょっと意外なところですが、背骨の動きを良くすることがすごく大切だったりします。
肩関節という関節は背骨と密接な関係があり、背骨の動きが良くなると肩関節の動きは向上します。
この関係をうまく使うと可動域の変化は圧倒的によくなっていきます。
ここをおろそかにすると最大可動域まで戻ることが困難になります。